エムクオーティエで食べる ミシュランのクイティアオ【リムラオゴウ】【LIMLAONGOW】1杯109バーツはかなり割高?

エムクオーティエの地下、一風堂とケンタッキー(KFC)に挟まれた場所に、高級そうな構えのお店があります。

高級感ある店構えのリム・ラオ・ゴウ

中華料理店?と一瞬思ってしまいますが、メニューを見てみると魚のつみれ(ルークチンプラー)のクイティアオ屋さんのようです。

ヤワラートに本店がある老舗で、屋台などの庶民派のお店にもらえるミシュランのビブルグマンも受賞しているようです。

有名なお店ですので、「リムラオゴウ」と検索すると、日本人のブログやYouTubeがたくさん出てきます。

早速、お昼に食べに行ってみました。

メニュー表の1ページ目には300バーツ以上する、クイティアオが出てきてびっくりしますが、何ページかめくると、ヤワラートのお店で出している通常メニューもちゃんとあるのでご安心ください。

普通盛り109バーツ、大盛139バーツ、写真が大きく載っているのが、一番スタンダードなクイティアオです。

タイ語と小さい文字の英語で説明があるだけで、少しわかりにくいですね。

メニューの右側が看板メニューのクイティアオです

タイラーメンのクイティアオといえば、私はいつも米麺に汁ありのセンレックナームで注文するのですが、このお店は平打ちの中華麺が名物とのことで、平打ち麺にさらに汁なしのバミーベーンへーンで注文してみました。日本人のブログを読んで予習してきたので、バッチリです。

普通サイズを注文しましたが、やってきたクイティアオはけっこう小ぶりな印象です。スープもついてきて嬉しいですね。

汁なしのバミーベーンへーンで注文してみました

汁ありのバミーベーンナーム

食べた感想は、たしかに、平打ち麺もルークチンもスープも洗練された味わいです。

通常クイティアオは業者から買った麺やルークチンを使いますが、ここのお店は手作りが自慢とのことで、街中のクイティアオもとても美味しいですが、ワンランク上の味といった感じ。

ですが…、やはりこの小ぶりのサイズで109バーツは割高です。街のクイティアオ屋さんは50~60バーツ。フードコートでも80バーツくらいで食べられますからね。小ぶりなので、3時ごろにはお腹が減ってしまいました。

ヤワラートの本店は、街中でよく見かける屋台のお店です。ガタガタのテーブルにプラスチックの椅子に座って食べる、たった50バーツだけれども洗練されたクイティアオ。

一方で、同じクイティアオを109バーツで、冷房が効いたモールの高級感あるソファ席に座って食べる。

うーん。どちらの方がより美味しく感じるものなのでしょうか…。

今回ランチで利用したエムクオーティエ支店は、点心やムーサテなどのサイドメニューもあります。

ですので、例えば、友人がタイに遊びに来た際や、ビジネスで軽くランチというときに、タイの庶民の味も食べたいけど、カジュアルすぎずというときなど、サイドメニューを注文して、締めにクイティアオを食べる。

「このお店はミシュランのビブルグマンを受賞していて、ヤワラートに屋台の本店があってね…」とうんちくを語りながら、という利用の仕方がいいのかなと思いました。
(編集部T)