タイが好きすぎて就職までしちゃいました! ―新卒社員ティウの奮闘記― 3回「家が決まらなきゃホームレス⁉ バンコクで初めての家探し」

ホテルにたどり着いてホッと一息ついたのも束の間。私には『3日以内に家を見つけなければホームレス』という、海外生活デビューにして最大の危機が待ち受けていました。

今回は、そんな私がバンコクで半年間暮らす家をどうやって見つけたのか、その奮闘記をお届けします。

実は、日本で一度も家探しをしたことがなかった私。

日本ではずっと学生寮暮らしだったので、「家を借りる」という行為そのものが初めての経験でした。しかも舞台は異国の地・タイ。

今振り返っても、よく乗り越えられたなと自分を褒めたいくらいです。

では、なぜ日本にいるうちに家を決めなかったのか?

渡航前にネットで不動産会社のサイトをチェックしていたのですが、出てくるのは駐在員や家族向けの物件ばかり。

セキュリティも整っていて安心ですが、当然ながら家賃は高め。お金に余裕のない学生には手が出せません。

そこで私が選んだのは、『現地突撃スタイル』。

グーグルマップを開いてホテル周辺のアパートを片っ端から見に行くという、まさに体当たりの作戦です。

最初に訪れたのは、なんと偶然にも「タイ自由ランド」でも紹介されている「ラチャプラロップ・タワーマンション」でした。

予約もなく突然「内見できますか?」と訪ねた私に、受付の方はにこやかに対応してくれました。

対応してくださった方は日本語が少し話せる方で、日本語と英語を織り交ぜながら丁寧に案内してくれたのです。

前夜に「タイ 部屋探し 聞くこと」「タイ 物件 単語」などで調べたメモ帳を握りしめ、「Wi-Fiはありますか?」「ゴミ捨て場はどこですか?」とたどたどしいタイ語と英語で必死に質問。

緊張しながらも、案内された部屋はとても快適で、即決で契約してしまいました。

家探し中、ずっと不安だったTM30についても、受付の方は熟知しており問題ないとのこと。

「いつから入居しますか?」と聞かれ、「明後日からお願いします!」と即答した私に、受付の方も思わず目を丸くしていました。

契約した部屋はネット環境、冷蔵庫などオプション込みで月9500バーツ!

こうして私は、なんとかタイ生活の拠点を確保することができたのです。

次回も、ティウのタイでの奮闘をお伝えします。お楽しみに!

1人暮らしには快適すぎる広さと設備でした

タイ自由ランド 2025年8月5日号掲載