【懐かしの一面記事】タイ人の結婚披露宴 5つ星ホテルで100万B!ハイソは300万バーツ!?(2016年2月掲載)
あの頃のタイをもう一度
弊社フリーペーパー「タイ自由ランド」は、2026年9月をもちまして創刊30年目を迎えます。
これまで誌面を飾ってきた歴代の一面記事を復刻し、当時の記事とともに、懐かしいバンコクの街並みや、その時代を彩ったタイでの出来事を振り返っていきます。
今とは大きく姿を変えたバンコクの街、当時話題になったニュース、暮らしや流行、そして在タイ日本人を取り巻く環境――。
過去の記事を読み返してみると、そこにはその時代ならではのバンコクの空気が詰まっています。
「こんな場所があった」「こんな出来事があった」と懐かしく感じる方も、まだ当時のバンコクを知らなかった方も、ぜひ30年の歩みとともにお楽しみください。
あの日の一面から、バンコクの30年をたどります。
〈2016年2月掲載〉タイ人の結婚披露宴 5つ星ホテルで100万B!
タイの結婚式といえば、夜の披露宴とは別に、早朝に田舎の実家で行なわれるタイ伝統の儀式があったり、はたまた受付に新郎新婦の巨大な記念写真が飾ってあったり、また、招待客は式のテーマや色に合わせた服装をしてきたりと、タイ人らしい遊び心満載のイベントでもあります。
先日、友人のタイ人男性がハイソなタイ人女性との結婚式を挙げることになり、バンコク市内の5つ星ホテルでの挙式に参加してきました。式の費用は総額300万バーツほど掛かったというから驚きです!せっかくの機会ですので、ハイソタイ人の披露宴とはどのようなものなのか、しっかり観察してきました。
ところで、タイの5つ星ホテルで挙式をする場合は、通常どのくらいの費用がかかるものなのでしょう。各5つ星ホテルにパッケージプランの問い合わせをしてみたところ、会場の大きさ、グレードにより、人数と総額費用の最低ラインが定められており、費用は安いところで25万バーツ~、高いところでは95万バーツ~。また、参加人数は50名~というところもあれば、200名~、400名~というところもあります。
基本費用は食事代×参加人数で算出されます。例えば1人1100バーツのコース×参加人数200名=22万バーツ。これにさらに、生バンドの演出、フラワーデコレーション、酒代などを別途プラスしていき、使用したい会場のパッケージプランの最低ラインの額に達するように調整します。
パッケージには、音響、照明、ステージ設備、ウェディングケーキなどの基本的な会場設備、新郎新婦の宿泊費などが含まれていますが、総額が高くなればなるほどプランのグレードもあがり、会場設備や、新郎新婦の宿泊プランなども豪華になってきます。
食事は主にテーブルでの中華のコース料理、立食でインターナショナルビュッフェ、または、料理が入ったカクテルグラスが並ぶ、カクテルコースの3種類の中から選ぶのが一般的です。
このほかに、早朝行なわれるセレモニー代、新郎新婦のメイク・衣装代、写真撮影代なども別途かかってきますので、5つ星ホテルでの結婚式は、節約して50万バーツほど、普通に行なえば100万バーツくらいの総額でしょうか。しかし、ハイソな人なら、これくらいは当然の額でしょう。
さて、基本的な知識を入れたところで、実際の300万バーツの挙式はどのようなものだったのでしょうか。基本的な流れは、タイの通常の結婚式と同じですが、会場の設備・装飾がとにかく豪華でした。
会場に入る前に、①入口付近の受付けに並び、ノートブックに新郎新婦へのメッセージを書き込みます。②受付付近には新郎新婦の記念写真がディスプレイしてあり、それを眺めた後は、列に並び、③新郎新婦とともに記念撮影をします。
①~③の写真コーナー、写真撮影に並ぶ通路の両側、そして、写真撮影の背景セット、すべてが花で埋め尽くされていました。フラワーデコレーションの相場は単体で2万~4万5000バーツほどです。そう考えると、入口付近の装飾だけで、20~30万バーツはするのではと思ってしまいました。
④記念撮影が終わると、披露宴会場に入り、式が始まるまで立食でビュッフェを楽しみます。食事はホテルでよくあるランチのインターナショナルビュッフェビュッフェをそのまま持ってきた感じで、寿司カウンターや、パスタブースなどもあり、ワインも飲めました。
なかなか、本格的なバンドの生演奏も流れており、楽しい雰囲気です。ウェディングケーキが設置されたステージは、キャンドルで埋め尽くされており、こちらもかなり豪華。
⑤参加者全員の記念撮影が終ると、豪華なステージを舞台に披露宴が始まります。司会者2人により式が進められ、新郎新婦へのインタビュー、予め作成したビデオ上映、両親への挨拶、ケーキ入刀の順番ですすめられました。
タイの結婚式のよいところは、長々とした挨拶や、友人の余興などがなく、たんたんと進められるところでしょうか。招待客の家族や友人も気軽に参加できたりと、結局大人数になってしまうためか、式全体の費用は高額ですが、1人あたりの単価が安く、たくさん人をよべるのもよい点です。
日本人の間でも、海外での挙式は人気ですが、タイの5つ星ホテルで挙式というのもよいかもしれません。
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