タイ最大級のアンティークショップ「PAPAYA Design Furniture & Studio(以下PAPAYA)」をご存じでしょうか。4階建ての巨大倉庫に何百万点ものアンティーク雑貨や家具が、これでもか!と驚くほど並べられているアンティークショップです。その凄さに何度も「凄い」を連呼してしまうほど。
PAPAYAにあるアンティーク雑貨や家具はオーナーが直接ヨーロッパに出向き厳選したものだそうです。そのため、豪華絢爛な城に置いてありそうなソファーやテーブル、海外の骨董品市場でありそうな食器などもありました。普通のアンティークショップではないということがわかるものもたくさんありました。
例えば、手術で使用する無影灯や、種類豊富なタイプライターなど。それらは1つだけでなく、何十個も置いてあるので、オーナーはただのコレクターではないということが伺えます。もちろん、身近なキャラクターもののアンティーク商品もあり、終始キョロキョロしてしまいました。
アンティークなので年季はありますが、ほとんどが綺麗な状態のもので、今でも使用出来そうなものばかりでした。そんな状態の良いものだと高いのでは?と思うかもしれませんが、100バーツのコップや5000バーツなどの椅子もあり、意外と手が届く値段でした。そのため、買わないでいたつもりがついつい買ってしまったり、買うぞ!と決めてやってきた人はいつの間にかたくさん買ってしまったりしてしまうでしょう。
1階だけでも十分ですが、吹き抜けになっている倉庫の2階と3階にもたくさんのアンティーク雑貨や家具がありました。2階には、仏教関連の部屋や、医療関係の部屋など、テーマ別に区切られた部屋があり、博物館みたいで楽しいです。吹き抜けなのでぐるっと一周するのですが、意外ときょろきょろするので疲れます。
ここで、PAPAYAと書かれた看板の正面のところでぜひ写真を撮ってみてください。吹き抜けを利用して1階から3階までが写る一番の映えスポットです!うろうろしたり、写真を撮っていたりしてもスタッフの人たちは作業をしているので、一回も話しかけられず、ゆっくり見ることが出来ますが、繊細なアンティーク雑貨や家具もあるので、お気をつけください。
1階に戻り外に出て見ると「POKPOK Vintage Market」と書かれた建物もありましたが、こちらはアンティーク雑貨や家具が多すぎて入りきれなかったものを置いてある感じでした。また、外にはカフェもあるので、一息つきたい時にピッタリです。
PAPAYAは、想像をはるかに上回るほど、アンティーク雑貨や家具に埋め尽くされた場所でした。家具を買うだけでなく、PAPAYAの家具を使用して撮影できるスタジオや、結婚式やイベントなど、短期でも利用可能のレンタルも行っているので、ぜひ気になった方はチェックしてみてください。
PAPAYAの場所は、バンコク中心部の北、ドンムアン空港とサファリパークの間にあります。電車で行く場合は、BTSSai Yud駅まで行き、そこからタクシーで10分ほど。駐車場もあります。
PAPAYA Design Furniture & Studionの場所
2024年10月20日発行