タイが好きすぎて就職までしちゃいました!新卒社員ティウの奮闘記 第1回『初めてのタイ渡航』

「好き」が高じて、ついには海外就職までしてしまった―そんな私ティウのタイ奮闘記。第一回は、初めてタイへ渡航したときのことをお話しします。

そもそも、私がタイに興味を持ったきっかけは、まさに“偶然”。 ある日ふと目にしたタイのBLドラマに、中学生の頃からBLが大好きだった私の心は一瞬で持っていかれました。

映像から伝わる文化の空気や言葉の響き、美味しそうな食べ物の数々……。

気づけば、バイト先はタイ料理屋、卒論のテーマもタイ。そしてついには、論文のためにタイへの語学留学まで決めていたのです。

そんな「本気のタイ愛」が詰まった渡航初日。前夜は緊張でまったく眠れず、目をこすりながら向かった成田空港への到着はフライトの3時間前。ここまでは完璧でした。ただ――ひとつだけ、不安が。

私は60日間のノービザ滞在でタイに入国し、その後教育ビザに切り替える予定でした。しかし、帰りのチケットは取っておらず、調べると「ノービザ入国には60日以内に出国するチケットが必要」との情報が。

焦った私は、とにかくチェックインを済ませようと無人チェックイン機にバーコードをかざしました。が、表示されたのは「係員カウンターへお越しください」の文字。これは…バレたかも。

ドキドキしながらカウンターに向かうと、案の定「どのくらい滞在予定ですか?」と尋ねられました。

必死に語学学校の書類やメールを提示しながら説明すると、係員の方はにこやかに「それでしたら大丈夫ですよ」と。その瞬間、ようやく私はタイ行きのチケットを手にしたのでした。

こうして、私のタイでの物語が始まりました。

「好き」に真っ直ぐ突き進む私ティウの、新卒タイ奮闘記。次回も、どうぞお楽しみに!

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