バンコクでお得にお寿司の食べ放題ができる「田中水産」。お店はトンロー店とバンナー店、そして5月新たにプラカノン店がオープンしました。
以前まで日本人在住エリアと言えばプロンポンやトンローでしたが、近年はオンヌットなどの少し離れたエリアへも日本人が住むようになりました。このエリアは寿司店や居酒屋などの日本食レストランがまだ少ないため、日本人や欧米人の在住者が多いプラカノンに新店舗をオープンしました。
タイの日本料理店のお寿司はタイ人からすると高価なイメージを持たれることがまだ多いです。物価上昇の影響で価格維持も困難な中、タイ人の中間層にもお寿司を楽しんでほしいという思いから、新鮮な魚介類を使用したお寿司や刺身をお求めやすい価格設定で提供しています。お寿司以外にも海鮮丼、おつまみ、焼き物、揚げ物、うどん、1000バーツで楽しめる宴会コースなどがあります。
またプラカノン店だけの限定メニューとして、おでんとラーメンがあります。まず、おでんの「おでん盛り合わせ5種類(210バーツ)」は、濃い目の味付けがしっかり具材に染み込んでおり、一口食べれば日本の懐かしい味が思い浮かびます。そして塩味と味噌味から選べる「海鮮ラーメン(180バーツ)」は、海老一匹とホタテが入っているのにも関わらずお求めやすい価格になっています。丸々一匹入った海老は半分に切られているので食べやすく、スープに旨味が溢れだし、全部飲み干してしまうほどです。ラーメンは〆の一杯やお酒にもピッタリです。
提供しているメニューの中には、日本人駐在員やタイ人のお客さんのリクエストから誕生しているものもあります。田中水産の店主は、お客様の喜ぶ姿を見たいということで、お客さんからのリクエストを積極的にメニューに反映させています。田中水産がお客さんにとって親しみやすく、また来店したいと思えるお店であるからこそ、お客さんからのリクエストがあるのでしょう。
そんな田中水産を営んでいる店主は、元々サラリーマンで、タイやインドでの駐在経験があります。その経験から、海外で頑張っている日本人駐在員やその家族、在留邦人の方々が気軽に来店でき、安心して寛げられるお店にする、というコンセプトを持ってやっています。その思いは価格の維持や、デリバリー対応、店内の雰囲気、接客姿勢、お客さんからのリクエストを引き受けて新たなメニューを提供している部分に表れています。
また、宴会や集まりがあったときは、その宴会に合うメニューを考えて提供しています。1000バーツの宴会コースでもう少し安くしてほしいというリクエストがあれば、その価格に合うコース料理を提供してくれます。これらは田中水産のコンセプトに当てはまっているだけでなく、店主の人柄の良さが伝わってきます。
お店を良くしていくには、店主だけでなくスタッフの力も必要になります。田中水産で働いているスタッフはとても対応が良くフレンドリーな方々です。スタッフのサービスがよいお店は居心地がよく、また来店したくなります。
バンコクには日本食レストランが多く、スタッフの流動が激しい中、田中水産の店主は食事会や話し合い、給料アップなどの工夫をしてスタッフとの絆を深めているそうです。そのような工夫をすることで、スタッフの流動を少しでも抑え、スタッフ同士も仲が深まり協力しあうようになりました。その結果よいお店作りができているのでしょう。今では3店舗合わせて約20人ものスタッフが在籍しています。
家族とでもよし、友達とでもよし、一人でゆっくりするのもよしの田中水産にぜひお越しください。
下の広告参照で。
プラカノン店の場所
2024年6月20日発行