タイで活躍している日本の芸能人「Mimu」さんにインタビュー!夢だったタイのバラエティー番組にも出演

InstagramやTikTokでバズると、一躍世に知れ渡る世の中。そんな中、TikTokでバズったことで一躍タイに知れ渡ったのがMimuさん。白い肌と可愛らしい声を持つ彼女について、芸能活動を通じて感じたことなど、さまざまなお話を聞いてみました。そのお話には、Mimuさんが芸能活動に対する熱い思いが詰まっていました。

Mimuさんが芸能活動を始めたきっかけは、元々芸能の世界に興味があり、富山から東京に出てきたことから始まりました。最初は養成所に通い、ダンスや歌、演技などの技術を磨き、毎月のオーディションにも挑戦していました。あるオーディションでプロダクションにスカウトされ、本格的に芸能活動がスタート。こうして、養成所で2年間、事務所で6年間の合計8年間、日本での芸能活動を経験しました。

芸能活動中、生活費を稼ぐためにアルバイトもしていましたが、28歳のときに日本での活動に不安を感じていました。アルバイト先で出会ったタイ人との交流を通じてタイに興味を持つようになったMimuさんは、自分で持っていたお金を全部タイ旅行につぎ込みました。

実際にタイを訪れると、そののんびりとした雰囲気が自分に合うと直感で感じました。また、初めてのタイ旅行で街中で「スーパーホワイト!」と自分の白い肌をたくさんのタイ人にほめられる経験もあり、タイだったらこの白い肌を活かして、今より 芸能の仕事があるのではないのかと可能性を感じました。一旦は日本に帰国しましたが、タイに行きたい欲が止まらなかったので何度もタイに来ました。そしてついに、自分の誕生日に当たる4回目のタイ旅行の時「タイに移住する!」と決心しました。

タイに移住してからは、芸能活動をしていく中で言葉の壁に直面しました。最初は独学でタイ語を学び、後にタイ語学校に通いました。1年半通ったタイ語学校は日本語ができる先生はいなく、タイ語と英語でタイ語を教えてくれていたので、予習と復習を欠かさずやりました。その結果タイ語が上達し、当初は日本人だからと仕事をとれていた感じですが、今では言語での仕事が増えました。

タイでの芸能活動では様々な仕事をしましたが、その中でも思い出に残っている仕事は、夢だったタイのバラエティー番組に出演できたことです。タイ語は上達しましたが、収録本番の3日前に渡された台本にがっつりと書かれたタイ語を通訳の人に翻訳してもらい、その後自分で理解したりして、セリフなども覚えたりしましたが不安でいっぱいでした。しかし、スタッフや共演者の人たちが、アドリブや自分の感覚でやっていいよと優しくしてくれたりしたので良い思い出です。

タイで初のバラエティー番組に出演

タイで初のバラエティー番組に出演

楽しいこともありますが、言語や文化の違いによる苦労もありました。特に言語では、タイ語で指示されたことを100%やったつもりが指示とは少し違ったということがありました。

しかし、芸能活動をしていく上で、自分を犠牲にしてきたことはありません。例えば、日本にいたら仕事が欲しいからスタッフと食事にいったりなどの付き合いが必要な時がありますが、タイでの番組の仕事は全部オファーだったので、そのようなことをタイでは一切していません。また、9年間の芸能活動の中でマネージャーを持たなかったので、全部1人でスケジュール管理をしたり、直接スタッフやマネージャーなどとやり取りをしました。全部自分自身でやるのは大変ですが、嫌だと思ったことはありません。

そんな苦労をしながらも、自分の夢を追い続けるMimuさん。今後の目標としては、自分が発信したもので見た人が、明るい気持ちになったり、自分も挑戦してみよう、一歩踏み出してみよう!と思えるような、みんなの背中を押せる存在になりたいです。そして、これからも自分を信じてチャレンジし、自分の目標や夢を叶えられる自分でいたいです!また、自分の会社を作ったので、日本とタイがつながるような仕事をしていきたいです。

現在、Mimuさんは主にSNSを通じて活動しており、今後はタイ国内でもさらに活動の幅を広げていくでしょう。

インフルエンサーでもあるMimuさん

インフルエンサーでもあるMimuさん


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2024年10月5日発行