タイ政府も『緊急警報』準備中!地震、津波、洪水などの防災対策

スマホに届いた警告メッセージ

5月7日の午後1時すぎ、私のスマホが突然、ギュイーン、ギュイーンとサイレンのような音で鳴り始めました。

英語のメッセージも届いていて、一番上には『全国警報』と書かれていました。

「また、バンコクに大きな地震が来るの!?」。一瞬パニックになりましたが、英語のテキストを読むと、テストメッセージと書かれており、急いでネットで調べてみると、どうやらタイ政府が緊急時にスマホに警告が届くシステムを導入中とのことで、そのテストが行われたようでした。

タイ政府が開発中の警報システムは、日本でいうjアラートや、緊急地震速報のようなものですね。

私は東日本大震災の大きな揺れを東京で経験したので、日本の緊急地震速報のあの不気味な音楽を聞くと、身体が一瞬固くなってしまいます。

バンコクも揺れに揺れた3月28日のミャンマー地震を受けて、タイ政府も警報システムの導入を急いでいるとのこと。

今回は、タイの一部の地域限定で、テストを行ったそうです。

地震は数秒後に来てしまうので何ともいえませんが、津波や大雨の際の川の氾濫などで、スマホに警告が届くというのは、とても役立ちそうです。

ところでタイ人は、人災への対応は日本人の何倍も慣れていると感じます。

パーンと銃声のような音が聞こえれば一斉に逃げるし、道端で喧嘩が始まっても、よくあることで、誰かがすぐ、まあまあと止めに入ります。

一方で、今回のミャンマー地震を受けて、タイ人がパニックになり、一斉に建物から外へ出た様子を見ると、自然災害への対応は、日本人が何倍も冷静ですね。

急なサイレンで、タイ人がパニックに陥らないかな、という心配が残ります…
(編集部T)

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