TCMA 気候変動対策功労賞「Outstanding Contribution」を受賞!




TCMA、気候変動対策功労賞「Outstanding Contribution」を受賞!
セメント産業のリーディングカンパニーとして、2050年ネットゼロ目標達成に向けた温室効果ガス削減に貢献

タイセメント工業協会(TCMA)は、タイ工業連合会(FTI)主催の「CCI気候変動フォーラム2025」において、気候変動対策功労賞「Outstanding Contribution」を受賞しました。TCMAは、温室効果ガス削減に卓越した実績を持つ有能な団体として、タイのセメント産業を牽引し、タイ2050ネットゼロ・セメント・コンクリートロードマップに沿って、2050年ネットゼロ目標達成に向けて温室効果ガス削減に取り組んでいます。この功績は国内外で高く評価されています。

TCMA副会長のモンティ・ニティクル氏は、「TCMAは、タイ2050ネットゼロ・セメント・コンクリートロードマップに沿って、2050年までにタイのセメント産業の温室効果ガス排出量を実質ゼロにするという共通の長期目標達成に向けて、全セメントメーカーと連携し、国内外のあらゆる関係者と協力しながら、積極的に温室効果ガス削減活動に取り組んでいます。これは、タイNDC3.0および国際的な取り組みにも合致するものです」と述べています。

TCMAは、すべてのセメントメーカーと連携し、国内外のあらゆる関係者との協力体制を構築するなど、積極的な温室効果ガス削減活動を展開しています。例えば、構造用セメントとして水硬性セメントの使用を促進することで、年間100万トン以上の二酸化炭素排出量削減を実現しています。現在、焼成粘土セメントなどの低炭素セメントの研究開発を推進するとともに、鉱山におけるイノベーションや技術導入を支援し、温室効果ガス削減と資源の効率的な利用を促進するなど、政府の政策に沿った活動を行っています。循環経済の理念に基づき、廃棄物を資源として再利用・価値化する「廃棄物資源化」を推進するため、セメント産業の強みを活かし、生産プロセスにおける環境負荷低減を図るエコシステムを構築します。2030年までに最低690万トンの二酸化炭素排出量削減を目指し、クリーンエネルギーへの移行を促進する技術革新とイノベーションを推進します。

また、TCMAは、サラーブリ県を低炭素社会モデル都市「サラーブリ・サンドボックス・ローカーボンシティ」へと発展させるため、地域連携プロジェクトを推進しています。官民連携、市民団体、そして温室効果ガス削減を目標とする世界有数の企業など、多様なパートナーシップを基盤に、技術協力や環境配慮型資金調達などを通じて、セメント産業の脱炭素化を加速させ、2050年までにネットゼロカーボン達成を目指します。

「TCMAが2025年度の『気候変動対策功労賞』を受賞できたことを大変光栄に思います。これは、TCMAが気候変動対策に積極的に取り組んできた成果を認められたものだと考えています。今後も、パートナー企業との連携を強化し、セメント産業の脱炭素化を力強く推進し、2050年ネットゼロカーボン達成に向けて邁進していきます。」(モンティ会長)

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