(2024年1月5日号の記事です)
2024年を迎えて、昨年はモノレールのイエローラインにピンクラインが次々にオープンし、さらに今年地下鉄のオレンジラインもオープン予定。まさに網の目の路線網が現実となる。
我々日本人にとっての滞在は1万円で2400バーツとなって、観光地として気軽に来れる街ではなくなって来ている。
さて、ちょうど、エムスフィアが完成したので行ってみた。入り口から入ると、フードコーナーがあり、盛り上がりがまず目につく。
![地上からの入口](https://i0.wp.com/jiyuland.com/wp-content/uploads/2024/05/i2-1.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
地上からの入口は3つある
![フードエリアはネオンや装飾が派手でお祭りに来ているような気分になる](https://i0.wp.com/jiyuland.com/wp-content/uploads/2024/05/i4-1.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
フードエリアはネオンや装飾が派手でお祭りに来ているような気分になる
一方、BTSプロンポン駅から直結の特等席にぱっと入ると「Beams」がデンと構えており、ビックリだ。
ところで、Beamsは以前、エムクオーティエにあったがエムスフィアに移ったのだろうか。
![BTSプロンポン駅から直結のスカイウォークからすぐの場所に「BEAMS」がある](https://i0.wp.com/jiyuland.com/wp-content/uploads/2024/05/i6-1.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
BTSプロンポン駅から直結のスカイウォークからすぐの場所に「BEAMS」がある
大衆路線ではなくプレミアムを意識した世界レベルの造りで、「エンポリアム」から始まり、「エムクオーティエ」「エムスフィア」と完成版の集大成となる。
目立つ場所にフードコーナーが多くて、目移りしてしまうが、どこもなかなか凝った造りで、光を加減したりと、それでいてストリートフード風にしたり、オープンエアーにしたりと、個性が見える。
今のところ、多くの人で賑わっているが、この状態がずっと続くとは思わないが、あのコロナの状況がうそのように盛り上がっているのは確かだ。
![フードエリアが一番盛り上がりを見せている](https://i0.wp.com/jiyuland.com/wp-content/uploads/2024/05/i3-1.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
フードエリアが一番盛り上がりを見せている
![通路にもたくさんの座席が置いてある](https://i0.wp.com/jiyuland.com/wp-content/uploads/2024/05/i5-1.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
通路にもたくさんの座席が置いてある
そして、IKEAのフロアは1階まるごとで、入り口が一方通行のようになっているのは郊外の店と同じ造りだ。通路の入口らへんには、アイスクリームなどの軽食が食べられる場所があり、多くの人で賑わっていた。
![ワンフロアがイケアになっている](https://i0.wp.com/jiyuland.com/wp-content/uploads/2024/05/i8-1.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
ワンフロアがイケアになっている
![一方通行なので進むしかない](https://i0.wp.com/jiyuland.com/wp-content/uploads/2024/05/i11-2.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
一方通行なので進むしかない
![通路の入口らへんでは軽食がいただけるということで多くの人で賑わっていた](https://i0.wp.com/jiyuland.com/wp-content/uploads/2024/05/i9-1.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
通路の入口らへんでは軽食がいただけるということで多くの人で賑わっていた
イケアの中をどんどん進んでいくと、中央部分にイケアレストランアが現れる。ここでごはんや飲み物がいただけるということで、ここでも多くの人で賑わっていた。食事をしながら外の景色が一望できるのは気持ちが良い。
![イケアレストランからは外の景色が一望できる](https://i0.wp.com/jiyuland.com/wp-content/uploads/2024/05/i10-1.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
イケアレストランからは外の景色が一望できる
このエムスフィアが2024年の始まりに象徴的と思うのは、バンコクは一段上の街になって、我々、庶民が気軽に来れる街ではない!ということだ。
筆者は60歳を迎えるが、正直なところ、バンコクは我々のような人がリーズナブルに過ごす!という、20年前を思い起こしているものではない。新世代の人がいそがしく動く大都会であり、今やプレミアムな街なのだ。