また、2年ほどでタイの監督は変わる？

2019年9月8日

サッカーのタイ代表に西野朗氏が就任しました。W杯予選で、9月5日はホームでベトナムと0対0の引き分け。9月10日にはインドネシアと対戦します。

「タイには潜在能力がある。まずは東南アジアのリーダーになれるよう努力していく」「タイの現状を深く理解しないといけない。作業量は膨大だ」「選手の生い立ちやその国の DNA や本来ある力、本質を探ることが大事」「目ざすものを共有して、気持ちと情熱で接したい」

あまり深く見てきていませんが、私も25年以上タイにいますが、その間に欧米人の監督とかタイ人の監督とかが２～3年のスパンで代わっていったように思います。なかなか、タイ人の気質を理解するのは難しいと思います。10年やるつもりでやらないと、本当にタイ人とともにに共有していくのはできないと思います。さらにタイ人の妻を持ってね。

そうやって初めて選手はついてくるんでしょうね。だいたい「また2年ほどで代わるんだろう」と思っていますから、彼らは。実際に過去はそうでしたから。

ただ、状況は今、変わっていると思いますね。Ｊリーグで活躍するタイ人選手も３人いるんですかね。これが10人ほどになれば、日本とやっても10回に1回は勝てるレベルにはなると思いますね。

そういう段階に来ているので、アジア枠が広がったカタールのW杯はまだ間に合わないとしても、その次の W杯ですね。そこまで西野さんがやっていれば、Ｗ杯出場が期待できますね。

そのためには優秀なコーチも育てる必要があると思いますね。西野さんにつくコーチで、現役引退した若い名の通った人を、助監督にするのがよいと思いますね。予算の面もあると思いますが、そうなれば西野さんがいなくなっても同じ方向でそのまま発展できますしね。