肋間神経痛と五十肩を同時に体験

年を取るといろんなところにガタが来て、いろんな痛みを発症することがあります。

今回はそんな痛い体験について書きたいと思います。

肋間神経痛は過去に1度体験したことがあるので、『またか…』という感じでした。

肋間神経痛を自覚した翌日、急に右肩が痛くなりました。

腕が痛くて上がらないのと急激な痛みはインターネットで調べると、どうも五十肩のようです。

締め切り直前だったので痛み止めを飲んでやり過ごそうとしましたが、薬の効き目が切れてくると痛みがひどくてボーっとしてきます。

そこで締め切りの日の夕方に鍼灸クリニックの予約を入れて、治療を受けることにしました。

痛みがひどくて乗り物での移動が無理と判断して、以前にも行ったことのあるグレースTCMクリニックへ行きました。

場所がわかりにくいのですが、スクムビット通りからソイ39に入って、250メートルほど入ったところにあるバーンスアンペッチというコンドミニアムの敷地内にあります。

敷地に入って左側の駐車場奥にある階段で2階にあがります。

 

 

バーンスアンペッチの駐車場、奥に見える階段まで進みます

初回の治療の時はここの階段でほぼ力尽きた気がします。

 

鍼灸クリニックへ向かう階段

クリニックに到着して、予約した名前と診察カードを出して待合室でしばらく待ちます。

これまでに受けたところもそうですが、鍼灸クリニックでは必ずしばらく休憩してから診察に入りますね。

先生と久しぶりの対面です。

先生は中国語がメインで通訳の人がタイ語に訳してくれます。

簡単なゆっくりとしたタイ語なので、なんとか話をすることが出来ました。

ほかの病気の疑いもあるので、初回の問診はかなり慎重に丁寧に行われ、最終的に先生が「指圧と鍼治療5回」といいました。

鍼灸治療のベッドに移動して治療を受ける専用の服に着替えます。

治療台に座ってどういう体勢になるのか指示をされるまで待ちます。

寝返りを打つのも激痛を伴う状況だったので、最低限の動きで乗り切ろうとしたのです。

結局、仰向けに寝るように指示をされたのですが、もう体を自力で動かせる限界を過ぎていたのでしょう。

仰向けに寝る動作が痛くてできないのです。

通訳兼助手の人や先生に支えられて、ようやく仰向けに寝ることが出来ました。

痛いのは左わき腹と右肩ですが、先生が最初に触ったのは右足の親指でした。

そのまま足の親指をグリグリもんでくれたのですが、これが笑っちゃうくらい痛いんです。

そのまま小指の方まで、順番に足の指と指の間をもんでくれたのですが、何度も変な声を出しながら悶絶しました。

次に左足の指も同様にもまれて、しばらくうめき声を出しながら痛みをこらえます。

右足と左足を交互に3回ほどもんでから、次は手の平をもまれました。

ここも激痛です。

そのあと、顔というかあごのエラ部分を軽く触られたのですが、ここも激痛でした。

指圧が一通り終わる鍼と手の甲と足の甲に次々に打ってもらいました。

ズーンとする刺激がありますが、何度も経験しているのでこれは大丈夫です。

30分間そのまま寝るのですが、通訳兼助手の女性が右肩をできるだけ上げ下げしてくださいと言って、部屋を出ていきました。

鍼を打った状態で患部を動かした方が早く治るらしいのです。

手の甲の鍼に気を付けながら、休憩をはさみつつ腕を上げ下げしました。

最後は疲れて寝そうになったのですが、30分経って鍼を抜いて初回の治療は終了しました。

クリニック内は撮影禁止なので外観の写真です

 

鍼を打ってもらった時は肩が上がるようになっていたのですが、家に帰って一晩寝るとまた痛みが復活していました。

それでも前日は痛くてほとんど眠れなかったのが、かなり深く眠れたのでかなり楽になったのです。

鍼治療翌日の早朝はまだしばらく痛みがありましたが、午前10時頃に急に痛みがなくなってきたのを感じました。

ためしに肩を上げると、上までちゃんと上がるようになりました。

痛みは多少あるのですが、早朝の痛みはうそのようです。

2回目の治療の時に腕が上がるようになったところを見てもらい、まだ残っている痛みをとるための治療を続けてもらいました。

その後、4回目の治療でほぼすべての痛みがなくなっていたのですが、最初に治療は5回と聞いていたので、しっかり5回の治療を受けて完全に痛みがなくなりました。

今回の肩の痛みはほぼ運動不足が原因だと思っているので、部屋にあるダンベルで少し運動をすることにします。

 

グレースTCMクリニックのホームページ

https://www.gracetcm.com/Home/58f89efdb651917de5e6ac38

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akune555

タイ自由ランド2005年入社の編集部員、在タイ15年くらい。痛風持ちと小麦アレルギーのため、飲食での制限がとても多く単調な食事と職住近接に出不精をこじらせ、年に数回の遠出を今年のハイライトと呼んでいる。年と月に関する記憶がかなりあいまいで、ちょっと前というのは数年前の出来事であることが多い。

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