【懐かしい】Breaking Downを見るとガチンコファイトクラブを思い出す話【ガチンコ】
皆さまごきげんよう!
先日まで、毎晩のように、YouTube でひとり、 Breaking Down を見て楽しんでいました。
昨日か一昨日、 Breaking Down 8.5 の対戦カードが発表されましたね!
ですので、そのひとつ前のシリーズ、 Breaking Down 8 を中心に見ていました。
サムネから、非常に荒々しい雰囲気が出ていますね~。
Breaking Down はすでに、超有名&人気コンテンツなので、わざわざ説明する必要はないでしょう。
しかし、このブログを読んでいる方で、よく知らないという方もいると思うので
簡単に説明したいと思います。
ウィキペディア等で検索してもらうのが一番早いと思うのですが、
Breaking Down は、格闘家の朝倉未来選手が企画&運営をしているイベント&コンテンツであり、
オーディションで選ばれた人達が、格闘技の大会に出場できるというものです。
オーディションは誰でも応募できて、
例えば、元不良や少年院に入っていた人、喧嘩自慢の人、
格闘技やボクシング、その他のスポーツをしていて腕試ししてみたい人、
また、売れない、もしくはもっと有名になりたいYouTuberやタレント・芸人など
様々な人が様々な理由で申し込んできて、オーディションを受けるんです。
オーディションでは、いろいろ自己アピールしないといけないですし、
その場で、応募者同士でスパーリングをすることもあります。
そして、レベルやキャラなどを考慮して、朝倉選手本人が対戦カードを決めていくんです。
つまり、対戦が決まった時点で、オーディション合格となります。
後日開催される大会は本格的なもので、チケットも発売されて、立派な会場で試合を行います。
ただし、試合時間はたったの1分間だけ、というもので、だいたいが判定で勝ち負けが決まることになります。
ですが、オラオラしてる人が意外と弱かったり、
チャラい人が意外と強かったり、稀ですが、1分でKOを決める人がいたりと、
オーディションでの勝気な態度とは裏腹に、実力が露骨に表れるので、
それが、とても面白いんです。
できれば、3分か5分そのまま戦いを見たいな、といつも思ってしまいます。
強さ弱さがもう少し、明確に出てくると思うんですよね。
ただ、素人でも参加できるので、ケガの心配や、全体の試合数も多いので、
1分というのが妥当なのでしょう。
簡単に説明するとこんな感じなのですが、
まずは、オーディションで選ばれないことには何も始まらないのです。
ですので、オーディションは荒れる荒れる。
応募者全員が、何とかして目立とうとしますからね。
自分がいかに強いか誇示するビッグマウスタイム(自己紹介)から始まり、
→ 突然、特定の人を名指しで挑発する→ 挑発された人「おめぇ、●んのかよ」みたいな雰囲気になる
→ 挑発した人「お前なんて、瞬殺で●れんからな」的な、再びビックマウスタイム
→ 両者、席から立ちあがり対面→ にらみ合い→ つかみ合い
→ 場合によってはそのまま乱闘→ まわりとスタッフ数人が止めに入る
(Breaking Down 6か7頃から、なぜかSecurityと書かれた腕章をつけたスーツのお兄さんが止めに入るようになりました)
これがこのオーディションの様式美といったところでしょうか。
この毎回の荒れっぷりを楽しむ人も多いようで、
試合よりも、オーディションの方が面白いという人もいるようです。
そして、本題に入りますが、私はこのオーディションを見る度に、
ガチンコファイトクラブを思い出して懐かしい気持ちになります。
けっこう昔のテレビ番組ですが、見ていた人も多いのではないでしょうか。
ガチンコファイトクラブは、TBSでTOKIOを中心にやっていたリアリティ番組?の企画のひとつで、
素人が短期間の間に、ボクシングのプロテスト合格を目指して練習するというものです。
元プロボクサーの竹原慎二さんがコーチで、
オーディションでレギュラーメンバーが選ばれるんですが、
オラオラした人がたくさん集まって、すぐ茶番が始まって、とっても面白かったですね。
↑YouTube上でこんな番組を発見しました。
1・2・3期生は、けっこうな不良が出演していて、でも不良ながら、真面目に取り組んでいる人もいましたね。
頑張っている人は応援したくなりました。
4期生の頃は、もうすでに有名な番組だったためか、
不良というよりタレント性のある人がでてきて、おそらく視聴率なども一番よかった頃じゃないでしょうか。
一番最後の5期生になると、悪さも半端、タレント性も中途半端な人達ばかりになってしまい、
半端な感じで番組が終了してしまった記憶があります。
ガチンコファイトクラブだけではなく、ラーメン職人を目指すラーメン道、
大検合格を目指す、大検ハイスクールなどの企画もすごく面白かったです。
ラーメン道は、ラーメン職人で頑固親父の佐野実さん、
大検ハイスクールでは、スキンヘッドで謎の強面のおじさん、大和龍門さんが
モラハラ、パワハラ、暴力、罵倒、コンプライアンス完全無視の
今の時代なら、大大大問題の熱血指導を繰り広げます。
当時、小学生高学年~中学校の私は、ビクビクしながらもこの番組を見ていましたね。
こういったオラオラ系番組は、好き嫌いがはっきり分かれるところですね。
絶対無理という人も数多くいることでしょう。
実際に、不良が感化されてしまうのではないかとの懸念もあります。
そんな中、なぜか私は、昔からこういったオラオラ系番組が好きです。
ちなみに小学校も中学校も、私は不良でもヤンキーでもありませんでした。
どちらかというと、先生にお願いされて小学校も中学校もずっと生徒会をやっていたタイプです。
地元で、天下とったように歩いている不良っぽい子が大っ嫌いでした。
不思議ですね。
私の母も同じようなところがあります。
私の母は、おそらく一般の人よりも真面目だと思います。
どのくらい真面目か、というエピソードがあるのですが、
母が20歳で実家暮らしをしながらお勤めをしていた頃、
隣の市のコンサートホールで行われる、ユーミンのコンサートに抽選で当たったそうなんですが、
門限があるため、1、2曲聞いて、7時までに家に帰ったそうです。
その割には、暴走族のレディースの青春漫画『花のあすか組』が全巻家に置いてありましたね。
また、母がタイに遊びに来たときに、
『暇なときに読む本、タイにいる間なんか借りてっていいよ』と私が言うと、
夏目漱石や宮沢賢治などの小説も置いてある私の本棚から、
『任侠!ヤ●●道 山●組●代目、男達の闘争』
みたいな表紙のヤ●●漫画を、迷うことなく手に取ってホテルに持っていきましたね。
母はどうか知りませんが、私はおそらく、
不良やオラオラをエンターテイメントにしてしまう、そのセンスや技術に感心してしまうんですね。
朝倉未来選手は、格闘家としてもすばらしいと思いますが、
企画者としてのセンス、本当に天才だと思います。
最後に、私がガチンコファイトクラブ、ラーメン道、大検ハイスクールで
衝撃だったシーンを振り返って終わりにしたいと思います。
私個人の思い出の名場面その①
『ガチンコファイトクラブ4期生オーディションでの暴動シーン』
4期生で主役だったのが、梅宮さんという、けっこうかっこいい男の人です。
この人が、まぁ生意気だったのですが、いつも竹原さんに喧嘩売るんですね。
竹原さん『お前のぅ。●●なんじゃ。わしがのぅ、●●。』
みたいな、広島不良弁をしゃべるのもよかったですね。
あまり覚えてないんですが、2期生か3期生の大ちゃんという人が、
梅宮に向かって『お前、悲劇のヒーローぶっとぉとか?』みたいに言った場面がありましたね。
もうよく、覚えてないんですけどね。
それで、その一番最初のオーディションで、梅宮さんが
『えっ、オレ、つよいっすよ』と、竹原さんか誰かに向かっていったあと、
オーデイションに来ている人全員に向けて『おるらっ、ぜんいん、かかってこいや~』
みたいに言ったら、本当に全員、かかっていったシーンですね。
本当にみんな一斉にかかっていって、私は大爆笑してしまいましたね。
大学に入ったとき、先輩の前でその物まねをしたら、みんな笑ってくれて、
その後も可愛がってくれたという、個人の楽しい思い出付きの名シーンです。
私個人の思い出の名場面その②
『ガチンコラーメン道で佐野実さんが突然パスタを作り始める名シーン』
これも、前後にどういったエピソードがあったか全然覚えてないんですが、
ラーメン道の生徒で、もともと洋食のシェフをしていた人が、佐野実さんに言われて、
厨房でパスタを作り始めたんですね。
そして、そのパスタを一口食べた佐野実さんは、
だまってそのパスタを全部ゴミ箱に捨ててしまいました。
そして、だまって立ち上がり、なんと、自分でパスタを作り始めたんです。
佐野実さんは、もともとイタリアンか洋食のシェフをやっていたそうなんです。
そして、佐野さんは、できたパスタをその生徒の前に置いて、『ほら、食ってみろ』と言ったんです。
生徒さんは、そのパスタを一口食べたとたんに、『ううっ、、』と泣き始めたんです。
そして、泣きながら『優しい味です、、』とつぶやきました。
衝撃でしたね。大の大人がパスタ食べて泣くんです。優しい味ってどんな味なんでしょう。なぜ泣いたのでしょう。
佐野さんの優しさが詰まっていたのでしょうか。
これも、よく物まねしてましたね。何か食べた後に、突然『ううっ、、』と泣いたふりをして、
『優しい味です、、』と言って遊んでました。
私個人の思い出の名場面その③
『ガチンコ大検ハイスクールで大和龍門さんが突然、上を向いて歌を歌い始めたシーン』
大検ハイスクールは、ドロップアウトした子達が大検を目指す企画だったんですね。
なので、不良だけじゃなくて、いじめを受けて、ずっと不登校だったみたいな子から、
ちょっとイジけた感じの女の子とか、いろんな感じの子が出ていましたね。
そして、スキンヘッドで青い三角のサングラスかけた大和龍門さんという方が指導していて、
ずっと謎だったんですが、今ウェブで調べてみたら、
武道の達人みたいな人で、自分の道場を持っているそうで、
大検うける子のメンターみたいな立ち位置で出演していたんですね。
ですので、授業は専門の先生が行いますし、合宿とかもあって、
大和龍門さんが『てめぇら、なんでいただきます、しねーんだよ!』みたいな感じで、いつも吠えていましたね。
それで、最後、大検の合格発表があって、みんなひとつの部屋にそろって座っていたんです。
そして、結局、だれひとりとして、合格できなかったんですね。
そのとき、大和龍門さん、突然、足を放り出すように広げて、椅子に座って、
上を向いて大声で『どぅお~いつも、くぉ~いつも、ぶぁか、ぶぁか~り~(※どいつも、こいつもバカばかり)』
という謎の歌を即興で歌い始めたんです。
スキンヘッドの怖いおじさんが、突然歌い始める。衝撃でしたね。
長くなってしまいましたが、こんなところで、私のガチンコファイトクラブについての
楽しい思い出の話を終わりにしたいと思います。
覚えてないだけで、もっと名場面たくさんありましたよね?
名場面の思い出があれば、ぜひ、コメント欄に書いてくださいね!
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