カフェイン断ちしたときの私の話【タイでデカフェ】【タイでノンカフェインコーヒー】
ずっとブログに書きたいなと思っていた、
以前に私が「カフェイン断ち」をしたときの話を書こうと思います。
あまり参考にはならないかもしれませんが、身体がびっくりするくらい変わって面白い経験でした。
一時期、日本でもメンタリストDaiGoさんとか、勝間和代さんとかが提唱していたらしく(ネットで知りました)
おそらく意識高い人達の間で流行ったであろう「カフェイン断ち」というのがあります。
こういったカフェインの入った飲み物を飲まない生活に変えていくというものです。
みなさんはコーヒーは好きですか?もしくは紅茶とか緑茶とか好きですか?
私はコーヒーが大好きすぎて、毎日必ず飲んでいました。
かといって1日5杯とか10杯とか飲むわけではありません。
1日1杯で十分なんですが、その代わり、インスタントではなく、
ドリップでちゃんと淹れたものを朝に必ず飲んでいました。
子どもが生まれてからお酒もあまり飲まなくなったので、
コーヒーは唯一の楽しみというか、1日のうちの至福の時間でした。
そして、コーヒーやお茶は身体に悪いわけではありません。
夕方以降に飲むのはあまりよくないそうなんですが、
朝や昼頃に飲むと血糖値の急上昇をおだやかにしてくれて、
むしろ、1日数杯だったら飲んだ方がいいみたいなデータもあります。
一方で、「カフェイン断ち」のメリットというのは、
自律神経のバランスが整うとか、
カフェインは依存しやすく、毎日摂取していると、カフェインなしでシャキッとするのが困難になるので、
それをリセットするとか、こちらはこちらでいろいろあるらしいです。
私がなぜ「カフェイン断ち」に挑戦してみたのかということですが、
身体がどっぷりカフェインに依存しているな~というのを日々感じていたんです。
具体例をあげると、
★朝を迎えると何が何でもコーヒーを飲みたい。とにかく飲みたい。何をしてでも飲みたい。
★コーヒーを飲まない限り、朝は目が覚めない。飲まないと午前中はずっと寝起きのときみたいな感じ。
★朝コーヒーを飲まないと、昼食を食べた後、異常なくらい眠くなる。起きているのに耐えられないくらい。
みたいな症状が出てしまって、
朝、急いでいてコーヒーが飲めないときでも、昼には必ず補充するみたいな感じでした。
そしてもうひとつ気になっていたことに、太りにくい体質というのがありました。
それはいいことじゃんと思うかもしれませんが、
なんだかギスギスした瘦せ具合で、もう少し女性らしい丸みがほしかったんです。
それで、東洋医学とかアーユルヴェーダといった体質改善の本を読むと、
まさに、私の体形にあてはまる体質があって、
カフェインは水をたくさん排出するので、痩せていて潤いがない感じの人は控えた方がいい
みたいなことが書いてあるんです。
(ちなみに、ぽっちゃりしていて浮腫んでいるみたいな印象の人は飲んだ方がいいそうです)
それで、コーヒーをやめるというよりも、
飲まないのが基本で、あくまでお酒とか高級チーズみたいな嗜好品といった感覚で、
今日は頑張ったからご褒美にコーヒー飲もう!くらいにできないかなと思っていたんです。
でも、コーヒーを飲まないと、お昼すぎに猛烈な睡魔に襲われて結局飲んでしまう。
そんなことを繰り返しているときに、
最初の方でも書いた「カフェイン断ち」みたいな記事をネットでたくさん読んで、
これは本格的に断たないと無理なんだなということで、
たしか、昨年の2月頃、「えいやっ」と気合いを入れて、
コーヒー含むカフェインは一切とらないことにしたんです。
スミマセン、、、
カフェイン断ちを始めるまでの前書きが非常に長くなってしまいました。
でも、ここからが本編です。
まず、一番大事なことからいうと、
私のように、ある日からいきなりカフェインをすべてとらないというのは絶対にやめてください。
” カフェイン 離脱症状 ”で調べてみるとわかりますが、
カフェインに身体が依存していた人が突然すべてのカフェインを絶ってしまうと、
いろんな症状が出てきます。
私の場合はとんでもない頭痛、ふらつき、めまい、吐き気に襲われました。
しょうがなく早めに就寝すると、次の日の朝、激しい動悸に襲われて目が覚めました。
そして、手足がしびれているんです。
あまりに激しい症状が次々出てきたので
「これ、カフェインの離脱症状じゃなくて、普通に身体が具合悪いんじゃないかな?
これヤバいよ。病院行く?
いやでも、病院行く前にコーヒー飲んでみようか。飲んで治まったら離脱症状ということだな。
でも、せっかく昨日1日コーヒー飲まないのに成功したのに!ここで飲んだらもったいない~」
みたいな葛藤と3日間くらい戦いました。
そして、ネットにも書いてあるとおり、3日経つとだんだん症状が軽くなり、
1週間ほどでだいぶ治まりました。
無事、コーヒー断ちに成功しました!
が、やっぱりいきなりすべてカフェイン断ちするのはおすすめしません。
本当につらいです。
私の叔父が、かなり昔に、たばこを急に辞めたら具合が悪くなって病院に行ったのを思い出しました。
ニコチンの離脱症状もあるそうですね。
知識のない私は荒療治でカフェイン断ちしましたが、
挑戦したい人はとにかくゆっくり、ゆっくりカフェインの量を減らしていきましょう。
1日何杯も飲んでいる人は、とりあえず夕方以降に飲むのをやめてみる。
次にお昼すぎに飲むのをやめてみる。
5杯だったのを4杯にしてみる。
慣れてきたら3杯にしてみる。
こんな感じでゆっくり、ゆっくりの方が絶対にいいです!
そして、もうひとつ、コーヒー断ちをしてみたい人におすすめなのが、
デカフェ(ノンカフェインコーヒー)を取り入れてみることですね。
今年の10月に日本に帰ったら、ドトールとかミスタードーナツでも
普通にノンカフェインコーヒーのメニューがあってびっくりしました。
記念に日本で写真を撮ってきました。
タイは少ないですが、なるべく都心のスーパーに行くとデカフェは売っていますね。
昨日、セントラルワールドに行ったので、
せっかくなので、デカフェの商品を探してみました。
“DECAF" とか “DECAFFEEINATO" 書いてありますね。
非常に小さくて見にくいので、赤で囲みました。
インスタントコーヒーもありました。
こんな感じで数種類ありましたね。
でも、なるべく都心のスーパーに行かないと売っていないんです。
日本では、私の故郷の田舎のスーパーにも普通に売っていましたよ。
店舗でも、デカフェを扱っているところは非常に少ないです。
私は、たま~にスタバのデカフェを注文します。
でも、高いのでたまにですね。
「デカフェ」じゃなくて、「デ・カフ」と発音するとタイ人に通じます。
ちなみに、ノンカフェインコーヒーは、
まるで、炭酸が半端に抜けたソーダのような味わいです。
褒めてないですよね。
そうです、物足りないんです。
ここまで、いろいろ読んだ人は、
「そこまでして、コーヒーやめる必要ないんじゃない?」
と思ったかもしれません。
全くそのとおりで、別に無理してやめる必要はないと思います。
ですが、私の場合は残念ながら!?飲まないメリットの方がはるかに大きかったんです。
カフェインをやめて、私の体に起こった数々の変化↓
★変な焦燥感がなくなり、一日中おだやかな気持ちになった。
★顔色がよくなって、まわりの人にも健康そうになったと言われた。
★少しふっくらした。ギスギスしたように痩せている体質が少し改善した。
などです。
とくに、焦りがなくなって、気持ちがおだやかになるは、
カフェイン断ちのメリットとして、インターネットによく書かれています。
カフェインで自律神経を急に乱す要素が減ったので、
交感神経と副交感神経のバランスが自然になってくるからなんだそうです。
私は女性なので、やはり見た目が変わったということで、
カフェイン断ちを続けるメリットの方が大きいということになりました。
また、女性は貧血にもなりやすいので、
鉄分の吸収を阻害するカフェインを極力とらないというのもよかったのかもしれません。
男性はあんまり変わりないんじゃないかなとも思います。やってみないとわかりませんが。
その変わりに、カフェインをとらなくなったことで起きた
デメリットも多々あります↓
★私の人生の楽しみのひとつが奪われた
★「好きな食べ物は?」と聞かれて「コーヒー」と答えるくらい大好物だったものが飲めなくなった
★私の人生のうちの至福の時間がなくなってしまった
★幸せな時間を奪われた喪失感。悲しい。また、コーヒーが飲みたい
大げさではなく、そのくらいコーヒータイムって幸せな時間ではないですか?
ここで、「少しくらいなら飲んでいいんじゃない?」と思われた方もいるでしょう。
実は、私の場合は、カフェイン断ちした後にコーヒーが飲めない体質になってしまったんです。
コーヒー断ちに成功して、しばらく断った頃、
「何がなんでもコーヒー飲みたい!」という気持ちがなくなったので、
ためしに一杯飲んでみたんです。
そうしたら、激しい動悸と手足のしびれに襲われました。
最初、また具合が悪くなったと思ってびっくりしましたよ。
カフェインを取ると具合が悪くなる体質(過敏症)を聞いたことがありましたが、
まさしく、その症状が今度はあらわれるようになってしまったんです。
というよりも、私はカフェインに過敏な体質だったのに、
それに気づかないで毎日飲んでいたんじゃないかと考えるようになりました。
ちょうど、20歳くらいの頃からドリップコーヒーを飲むようになったのですが、
朝のたったの1杯でも、どんどん濃いものを飲むようになりました。
そして、ちょうどその頃から、ギスギス痩せはじめて
食べても食べても太らない体質に変わっていったんです。
また、20代の頃は、身体が若かったのと、健康に無頓着だったので、
コーヒーを飲んだ後の動悸とかに気づかなかったのかもしれません。
食事に気を配ったり、ヨガをしたりするようになったのは30代以降です。
自分の身体の具合に敏感になったんでしょうね。
これが、私が体験した「カフェイン断ち」の記録でした。
ここまで読んで、みなさんどう思われましたか?
別にカフェイン断ちとかしなくてもいいですよね。
それとも、健康オタの人とかはちょっと興味が湧いたという感じなんでしょうか。
試した人がいれば、ぜひそのときの様子を教えてくださいね!
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