【悲報】ローイクラトンの灯篭で池の魚が全滅‼

2023年12月13日

もう12月で2023年の今年もあとわずかです。

今年は11月27日に行われたローイクラトンの話ですので、旬もだいぶ過ぎてしまったんですが、

タイのニュースでちょっと流れて、日本語などのサイトでは取り上げられていなかったので、

ここで紹介したいと思います。

なんと、ローイクラトンの灯篭(ロウソクをつけて、池か川に流すやつです)のせいで、

池の魚が全滅したというニュースなんです。

そして、魚が全滅したのはアヌサワリー(戦勝記念塔)のサンティパープ公園 สวนสันติภาพ です。

私が超超超よく行く公園で、しかも事件の起きた翌日の朝にちょうどこの公園を通ったんです。

そのときは、公園の清掃員の人達が池にボートに乗って、網でなんかすくっていたんです。

よく見ると、なんとすべてが魚の死体。

網ですくっては、黒いゴミ袋の中に入れていて、

しかもその黒いゴミ袋が池のまわりに、1つ、2つ、3つ~と何袋も置いてあるんです。

そういえば、臭いもひどいし、池の水の色も真っ黒、、、

そうか、ローイクラトンの灯篭のせいで水が汚れたんだ!と気づきました。

そのとき写真を撮っておけばよかったんですが、それはなくて、

その事件が起きた週末に、また公園に娘と遊びに行ったので、そのときの写真があります。

水が汚れ、魚が全滅してしまった公園の池

もう、池の水はきれいさっぱりありませんでした。

が、真ん中あたりはもっと深いようで、清掃員のおじさんが胸まで浸かって、まだ清掃していました。

池に入って清掃をする公園の清掃員

これを見たときに少し複雑な気分でしたね。

最初は、私が勝手にロウソクで水が汚れたと思っていたんですよ。

ローイクラトンはタイ人にとっても楽しいイベントで、私も今年も家族で灯篭流しに行きました。

それで、最近は環境とか動物虐待とかを過激すぎるくらいに主張する人もいて、

あまりに何でも配慮したら、楽しいイベントは全部なくていいじゃんということになってしまうので、

何事も是々非々でバランスだよね、と思っていたんです。

ですが、魚が全滅するんじゃ可哀そうだよな~。ニュースにはならないのかな~。

でも、ニュースに取り上げられて、ローイクラトン自体なくなったらヤダな~とか、いろいろ思っていたんです。

それで、先週の12月5日はタイの父の日で、

義理のお義母さんを誘って、みんなで食事に行ったのですが、

そのときに、お義母さんがこのニュースを知っているようで、話題にあがったんです。

それで、検索してみると小さいですが、ニュースになって取り上げられているようでした。

上に貼ったYouTube のニュースの詳細欄にタイ語でも詳しく説明があるので、

英語とか日本語に翻訳していろいろ読んでみると、

どうやら、ロウソクではなく、灯篭のパン生地のせいで魚が死んでしまったようなのです。

ローイクラトンの灯篭は、バナナの皮で作って、花が飾ってあるものが一般的ですが、

最近はパンでできたものもたくさん売っています。

私の娘も今年は、パンでできたものを選びました。

今年、家族で行ったローイクラトンではパンでできた灯篭を購入

これですね。

見にくいですが、池に流した灯篭をとった写真がありますが、

上がパンでできたもので、右下が一般的なバナナの皮でできたものです。

左上がパンでできたクラトン(灯篭)で、右下がバナナの皮と生花でできたもの

それで、このパンは水にとけて、しかも有機物なので、エコで自然に優しいというコンセプトだったようですが、

これが、溶けて池の底にたまって、腐食してしまい、水が汚れて魚が死んだ

ということなんだそうです。

全然エコでもなんでもないですね。

あと、川だと流れてしまうので、分散されて問題ないのかもしれませんが、

そんなに大きくない池だったというのも原因だったようです。

コロナ明けというのもあり、今年はこの公園に約1万人が来場し、

そのうち6000個の灯篭が、パンでできたものだったそうです。

でも、原因がはっきりわかったのはよかったですね。

来年はパン禁止で、従来とおりのバナナの皮と花の灯篭を流して、翌日回収するのがいいのかもしれませんね。

おそらくなんですが、パンの方が原価も安いんでしょうね。

それで、最近は生花を使用した灯篭ではなく、パンの方が人気だったのでしょう。

ところで、毎年11月下旬に行われるタイのお祭りローイクラトン ลอยกระทง は

灯篭のクラトン กระทง を池とか川にローイする(流す) ลอย イベントであり、

そのとき、健康とか幸せとかを願って流しているのですが、

正確には、川の女神様、プラ・メー・コンカー พระแม่คงคา に

「ありがとうね~」と感謝の気持ちを捧げながら、豊穣などを願うお祭りなんだそうです。

プラ พระ (タイだとお坊さん、皇室の方々、神様など偉い方々についています)がついているので、

これは、、、と気になり、インターネットで調べてみると、、

そうでした、インドのガンジス川を神格化した女神様ガンガーのことでした。

それが、タイ語だと、プラ・メー・コンカー พระแม่คงคา と発音するんですね。

私のインドの神様への愛は、度々ブログで書いています。

インドの神様の話①→ 【わたしの小さな自慢】インドの神様コレクション

インドの神様の話②→ タイの祠サーンプラプームにはインドの神様が住んでいる!?

インドの神様の話⓷→ 夜のインド寺に参詣。お布施は値上がり【ワットプラシーマハーウマーテウィー (Sri Maha Mariamman Temple)】

インドの神様の話④→ イミグレーションで発見!意識高いベーグルサンドイッチ

それで、女神様のガンガー様は知らなかったので、いろいろ調べてみたら、

シヴァ神(破壊と再生の神様で、象の頭の神様ガネーシャのパパです)

の頭の上にいるそうで!?

早速、うちにあるインドの神様グッズを見てみると

インドの神様、破壊と再生のシヴァ神
シヴァ神の頭の上にいるのがガンジス川を神格化した女神様、ガンガー神

いましたね。水をピューっと出していますね。

身体全体はわからないのですが、調べてみると、

インドの女神様、ガンガー神はローイクラトンで祈りを捧げる神様プラ・メー・コンカーの元になっている

ワニに乗った女神様でした。(画像はヒンドゥー語のサイトからお借りしました。)

こんなところで、来年は伝統的なバナナの皮のクラトン(灯篭)で

環境にも優しい、ローイクラトンになるといいですね!