【衝撃】タイの路上の物乞いが、実は中国人だった!【タイのニュース】
前々回に、
という、私が直接目撃してしまい衝撃だった話を書きましたが、
実は、今回も私が直接目撃していた!ショック!!という話です。
このニュースは、11月30日のローイクラトンよりもさらに前にタイで話題になったニュースなんですが、
本日この話をネットで知りました。
昨晩、住まいのコンドミニアムの窓から火事を目撃してしまい(こちらはこちらで衝撃的でした。また記事に書こうと思います)
詳細を知りたくてタイのニュースを検索していたら、
あれっ、この人、、、私知っている!とたまたまみつけてしまいました。
まずは、こちらをご覧ください↓
このサムネの一番右端に写っている女性の方(動画では1分40秒あたりに登場します)、
私、何度もラマ9世のMRTの駅で見かけていて、しかも何回か、5バーツほどですが、寄付してしまっていたんです!
11月20~22日くらいにかけて、タイで話題になったこのニュースは、
タイの路上で手足がなかったり、全身にやけどを負った物乞いの人達が、
実は観光ビザで滞在していた中国人で、
次々に見つけ出されて逮捕されて、計6人になったという話です。
一度に大量の中国人の物乞いがみつかり、しかも身体の損傷している特徴などが似ていることから、
組織的な犯罪ではないかと疑いがかけられ、現在調査中ということでした。
「以前タイを旅行していてお金がないときに、まわりのタイ人に物乞いをするといいよとアドバイスされた。
実際にやってみたところ、すごくお金になったので、そのころから物乞いをするようになった」
などと供述する人もいて、
また、それぞれ6人が、
「ヤケドや身体の損傷は中国で事故にあって負ったものだ」
というものの、それ以上は詳しく話さないとのことで、
ムムっ、、、怪しい、、
そして、1日で集まるお金は、多いときでなんと1人1万バーツ!!
もちろん、多いときで、ということですが、ざっくり計算して1人1か月30万バーツ。
お金持ちでした、、、
私はたしか、5バーツを何回か、女性が持っている箱に入れてしまいました。
10~20バーツは私のお金が含まれているということになります(ショック)。
写真を見るとわかりますが、この方は、まったく中国人に見えないし、
タイの大学の学生服を着ていたんです。
以前は、タイの路上で物乞いしている人は、タイ人じゃなくてカンボジア人だったりラオス人だったりして、
しかも、バックにマフィアがいて、その人達にお金が入るから寄付はするな
とよく言われたものですが、
そういった人達はボロボロの服を着ていて、赤ちゃんを抱いていて、少しわざとらしいというか、
見ていてわかりますね。
このヤケドを負った女性の方は、
たしか、めちゃ暑い4月にも駅の入口の直射日光が当たる、外に座っていて、
すごく暑い時期だったんで、大変だなと思って、お金をあげてしまったんです。
実は34歳だったらしいんですが、
タイの学生服姿だったのにも、私はまんまと騙されてしまいました。
タイで物乞いをする人達は、バックにマフィアがいなくて、個人でやっていたとしても
けっこう稼いでいると聞いたことがあります。
そして、この女性の方も、貧乏そうには全然見えなかったんですが、
指がほとんどなかったので、
「タイのどこの大学に行っているのかな。生活するにもいろいろ不便な点はあるだろうから、少しでも役立ててほしいな」
そんなピュアな気持ちで寄付してしまいました。
サムネの一番左端の女性もシーロムかどこかで見かけたことがありますね。
裏に組織的な犯罪グループがいるんじゃないかといわれているのは、まだ推測で、
この6人は物乞いをしたということで逮捕されました。
そうです、物乞いはタイでは違法なんですよね。
それでも、物乞いはたくさんいますが、こんな感じでニュースに取り上げられたときに、
急に厳しい見回りが入ったり、その後、またなぁなぁな感じになったりしますね。
ですので、この6人はタイの物乞いに関する法律に違反したということで、
それぞれ罰金を数100バーツ払い、国外追放となりました。
重い罪ではないので、刑務所に入るというわけではありません。
ですが、10年間はタイに入れないそうです。
そして、まだ、ニュースには続きがあります。
6人逮捕の数日後に、タイで流れたニュースです↓
このニュースを見ると、新しい情報が次々出てきて、
えっ、あの6人のバックに大きな組織がいたの!?と一瞬思いましたが、
それぞれ違うニュースです。
まず、最初に外で楽しそうにビールを飲んでいる中国人の映像が流れますが、
観光ビザで物乞いをしていた中国人6人逮捕のニュースの影響で、
「物乞いをしている人達が楽しそうにお酒を飲んでいる、お金もバンバン使っている。これはどういうことだ」
といったタレコミがこの映像提供とともにあったというニュースです。
そして、警察や入管管理局は、こういった外国人が物乞いをしている情報があれば提供をお願いします
と発表をしたそうです。
そして、その映像の次に流れてくる、ピンク?紫?の壁の部屋でムスリムっぽい人達が逮捕されている様子ですが、
こちらは観光ビザでホテルに滞在しているヨルダン人達で、
ナナ駅周辺で、中国人6人の物乞いがしていたよりも、もっと悪質でしつこい物乞い(というよりも追いかけたり、くっついてきたりするそうです)
をしていたそうで、計16人が逮捕されたというニュースでした。
ちなみに、物乞いをしていた中国人6人の続報も出ており、
物乞いで集めたお金はそれぞれの口座に入っていて、今のところは
共謀していたり、組織的な動きはみつかっていないとのことでした。
やはり、路上で物乞いしている人にお金をあげるのはやめた方がいいのかもしれませんね。
違法ですしね。
以前は、一銭もあげないようにしていたのですが、
いつからか、5バーツをあげるようになってしまいました。
たしか、コロナ禍のときからです。
そのときは、路上で生活している人達は、本当にお金がなかったんですよね。
それで、ある日、たまたま子どもを抱いたお母さんが路上に座っていて、
通り過ぎたあと、ちょっと気になってしまったんです。
なぜかというと、路上の物乞いの人達はわざとボロボロの服を着ていると聞いたことがあったんですが、
そのお母さんも子どもも、汚れていない普通の服を着ていたんですね。
つまり、普通の生活をしていたけど、今は本当にお金がないんだという人なのかなと思ったんです。
そして、気になって戻ってきたら、
そこのテリトリーのボス的な、花を売って生活しているおばあちゃんが、子どもに水をあげていたんです。
そのおばあちゃんも、コロナ禍ではかなりギリギリの生活をしていたはずなんですが、
わざわざ自分の水をあげているってことは、あの親子は本当に一銭も持っていなくて、
さらに、何も食べてないんじゃないかと思ってしまって、
肉まんを買ってもっていってあげたら、その子ども、肉まんに飛びついてきました。
私も小さい子どもがいるからわかりますが、
あれは、本当に何も食べていない空腹の子どもがする表現です。
肉まんをあげてよかったと心底思いました。
また、コロナがマックス蔓延していて、お店もほとんど空いていないときに、
路上でホームレスが倒れこむように寝ていたんですね。
助けてあげたいですが、それもできないので、
セブンイレブンでお粥と豆乳を買って置いておきましたね。
あと、セントラルワールドの前にいる物乞いの人たちも、コロナ禍のときは目つきが違いました。
全くお金がない感じで、コップにもほとんどお金が入っていませんでした。
ですので、5バーツ入れてあげていたんですが、
たしか、8月か9月のデルタ株の蔓延が終わって、人の流れが急に増えた頃から、
その人達のコップの中のお金の量がすごく増えて通常に戻っていました。
それから、あげるのはやめました。
コロナの後は、もうあげるのはやめていたんですが、
つい癖で、ちょっと生活が大変そうだなと見える人に会うと、5バーツを入れてしまっていました。
今年もあと3日の12月29日に、ショックなニュースをみつけてしまいましたが、
知らないままでいるよりは、知ってよかったということで、
締めくくりでブログを書いてみました。
では、皆様、よいお年をお迎えください!
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