おでんというとタイ人からすると安い食材で作っているイメージがあり、思い浮かべるルックチンも安っぽくて、なかなかタイ人にもその価値を理解してもらうのが難しそうだが、それでも日本人向けの居酒屋、和食店では、おでんを売りにしているところもあり、かつを節や昆布でていねいにダシを取ったおでんがお勧めのトップ5選を紹介してみたい。
まず一番目の登場は
割烹ひょうたん
トンローにある一軒家で、手打ちそばの「五の字」の日本人オーナーが開いている店。関東のそば屋のおでん屋さんがイメージで、牛すじやはんぺんなどの定番から変わりダネまで20種類以上。もちろん、刺身や一品料理も揃っており、ワンランク上という雰囲気だけど、驚くほどの値段でもない。個室も3部屋あり、家族や会社のグループも使えます。
場所 : トンロー・ソイタラロム2
最寄駅 : BTSトンロー駅からタクシーで8分
電話 : 096-775-5908 日本語予約
オープン : 火〜金17:30～23:00 土日11:30〜14:00 17:30〜22:30 月曜定休
平均予算 :ディナー1人1500バーツ
駐車場 : 周辺の路上など
トンロー・ソイタラロムにある一軒家
モダンな内装の店内
定番から変わりダネまで、おでんの種類は20種類以上
宴会向けのコース料理
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薄い色の出汁でいろんな具のエキスが染み出ていい味になっています。最近はタイ人に人気が出て、個室は予約なしではほぼ利用できなくなりました。１人２人ならカウンターでじっくり飲みながらおでんをつまむのも楽しいです。魚が新鮮なので刺身もおすすめです。
おでんがメインというイメージがありますが、日本人の板前さんが常駐しているので、寿司や刺身などの鮮魚も、充実しています。いつも一緒にいく同僚は、おでんが好きなのですが、私はどちらかというと刺身が好きなので、両方楽しめるひょうたんは、大変重宝しています。２階に個室があり接待にも使えそうですが、駐車場があるとさらに便利だと思います。
店内から見える、ライトアップされている中庭と、変わり種のおでんがあるのがいいですね。
さて、続いてのおでん自慢は
おだし八景
出汁のうまみに力を入れている店。まるで隠れ家のような場所にあり、駐車場があり、車ならOKだが歩くと遠い。一人で来てもカウンターでゆっくりできるのがよい。もちろん、おでんがいち押し。おでんのコース料理もあり、1400バーツと結構、お手ごろだ。
メニューの一例
おでん5種盛り 大根、たまご、牛筋、つみれ、ちくわ 420バーツ
天ぷら6種盛り 480バーツ
八景からあげ 240バーツ
和風焼き味噌グラタン 260バーツ
おまかせコース 1200バーツ
おでんコース 1400バーツ
場所: スクムビットのソイ63、エカマイ通り
最寄駅 : BTSエカマイ駅からタクシー10分
予約 : 02-003-9325 日本語予約
オープン :火〜金17:30～23:00 土日17:00〜22:30 月曜定休
平均予算 : 1人で1300バーツ
駐車場 : 敷地内に駐車多数
続いてのおでんのお勧めは
えん en
関西の味付けで、隠れ家的な店。内装が本業のオーナーだから、その内装も納得。場所が少々わかりにくい。メニューはどれもリーズナブル。おでんの盛り合わせが自慢。
メニューの一例
あんこう唐揚げ 330バーツ
合鴨スモーク 130バーツ
なすのミートグラタン 150バーツ
おでん各種 50バーツ
場所: スクムビットのソイ71、プリディーパノムヨン15
最寄駅 : BTSプラカノン駅からタクシー7分
予約 : 091-545-3660 日本語予約
オープン : 17:00～22:30 火曜定休
平均予算 : 1人で1300バーツ
駐車場 :周辺の路上
味がしみたおでん
おばんざい
ばんや
BTSアソーク駅から歩いて5分ほどで、ビジネス街の便利な場所にあり、個室も揃っています。おでんは串のおでん盛り合わせで、どの料理もお手頃価格で駐在員などに人気の店です。
場所 : スクムビット・ソイ21のジャスミンビル地下
最寄駅 : BTSアソーク駅から徒歩5分
電話 : 063-494-7870
オープン : 11:30～23:00 土・日曜定休
平均予算 : ディナー1人1300バーツ
駐車場 : ジャスミンビル
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同僚と個室でゆっくり飲みたいときに立ち寄ります。平日は予約していなくても個室を使えるので、仕事が終わって急に飲みに行こうという時も問題ないです。自分はお酒はあまり飲めないのですが、食事のメニューが多いので、食べるほうを楽しんでいます。駅から歩いて行けるのも便利です。
土曜日に行ったので混んでいましたが、個室が沢山あるので、仲間４人でゆっくり出来ました。味は可もなく不可もなく普通でしたが、メニューの種類はとても多いので、誰と行っても問題ないです。通された個室は、やや古い感じでしたが、ピカピカのお洒落な内装の店より、日本の居酒屋にいるみたいで落ち着きました。ベルで店員を呼ぶとすぐ来てくれるので、とても感じがいいです。まだバンコクに赴任したばかりですが、滞在中に何度も行くと思います。
さて、続いてのおでん自慢は
花盛
スクムビットのソイ23から31に抜ける間にあり、タイ人女性が切り盛りしている店。ちょっと夫婦では行きにくいが、特に静岡おでんは以前ソイ51にあった居酒屋で女性スタッフが学んだ味をそのまま引き継いでいて、みそなどもちゃんと凝った本格派。3つで69バーツはリーズナブルだ。
場所 : スクムビット・ソイ23～31の間
最寄駅 : BTSプロンポン駅からタクシーで5分
電話 : 02-259-5752
オープン : 17:00～1:00
平均予算 : ディナーで1人900バーツ
駐車場 : 近くのヤングプレイス
日本のテレビも見られる、くつろげる店内
3つで69バーツの格安おでん!
人気の定番メニュー、たまごやこんにゃく、大根も
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ロングステイの仲間とよく行く居酒屋です。タイ人の女性たちで切り盛りしてますが、よくあるタイ人経営の日本風のなんちゃって居酒屋ではなく、料理もサービスもしっかりしています。ここに来たら名物の静岡おでんは食べてみてください。濃すぎず薄すぎない出汁がしっかりと効いたおでんは絶品で、料理はお酒にあうおつまみ系のものが多く、お酒が非常にすすむものばかりです。気取らない雰囲気で、一人でもサクッと入りやすい居酒屋です。
最近は徐々に、タイ人の間でも、日本料理のカテゴリーの中で「おでん」が注目されてきています。日本では大衆料理屋さんにも普通にあるおでんが、これからタイにも浸透していくのが楽しみです。
