【トラブル発生】最悪なマナーの旅行客に遭遇!

2023年6月5日

つい、先日の出来事です。

自宅近くのラマ9世のトップスで買い物をして、レジに並びました。

私の前には、中国人ファミリーの旅行客らしき人がいます。

ショッピングカートいっぱいにお土産が入っていました。

レジのお姉さんが、ピッ、ピッと商品をひとつずつレジに通していきます。

そのときです。

なんと、中国人のおばちゃんが、レジを通った商品を何点が選びはじめて、

これと~、これと~、それとこれも~、あっこれも!みたいな感じで、お姉さんに返品し始めたのです。

『なんで、レジに通した直後に返品すんの!?』

ずいぶん、適当なお客さんだなと思いましたが、まぁ、会計が終了していない場合は、

レジに入力してある、商品を取り消せばいいので、問題はないでしょう。

私も、買うのをやめた商品をカゴにいれっぱなしにしてしまい、

レジを通した後に、ごめんなさい、これキャンセルできますか?となってしまったこともあります。

それにしても、ちょっと量が多すぎでしたね。

お土産だけでなく、おそらくホテルで食べるであろう、ドリアンや、

フルーツコーナーで量を計測してもらい、値札シールを貼ってもらったマンゴスチンまで次々キャンセルしていきます。

これだけで随分時間がかかりましたが、ようやくお会計です。数千バーツ、どっさり買っていましたね。

そして、会計が終わり、お釣りを受け取ろうとしたそのときです!

なんと、また、おばちゃんが、” paid ”の真っ赤なシール(会計済みの商品に貼ってくれます)が貼られた、

ドライマンゴーのお土産を、再び、レジのお姉さんに突き返してきたんです。

※写真はイメージです

旅行客にお土産に人気のドライマンゴーは、タイのスーパーでも安く買うことができる

何千バーツも買ったあとの、たった200バーツ程度の商品ですよ。しかも、会計済みシールが貼ってあるやつですよ。

お姉さん、さすがにそれは無理と手を振ってジェスチャーで伝え、お釣りを渡そうとします。

すると、

おばちゃん、なんと急に身体を固めて動かなくなったんです。

目はお姉さんの方でなく、虚ろな感じで真っすぐどこか遠くを見ていて、気を付けの姿勢をしています。

『死んだふりする動物かよ!』

私は心の中で突っ込みましたが、レジのお姉さんはもう大変です。お釣りを受け取らないし、動かないんですから。

お姉さん可哀そうすぎて、私も隣に行って参戦しました。

私「この商品、paidのシール貼ってあるでしょ。返品できないの。無理なの。さぁさぁ、早くお釣り受け取って。」

簡単な英語で伝えました。

すると、おばちゃん、

私の声に一切反応せず、聞いているんだか、聞いていないんだか、相変わらず身を固めています。

でもね、私は見逃しませんでしたよ。

おばちゃん、虚ろなふりして、あごをけっこう噛みしめてるんです。肩にも力入ってるし、手も握りこぶし作ってるし。

つまり、意志がちゃんとあるんですね。意地でも欲求を通したいんでしょう。

小学生かよ!いや、小学生でもけっこう問題児レベルですよ。

そのとき、16~20歳くらいの娘さんが、『まだ~?』みたいな感じでやってきました。

娘さん、英語話せそうだったので、「Can you speak English?」と聞いたら、「Yes.」と答えたので、

私「彼女ね、もう会計が終わったの。商品にpaid のシールも貼ってあるでしょ。そうすると、もう返品できないの。彼女に伝えてくれる?」

娘さん、素直にお母さん(おばちゃん)のそばに言って、中国語で説明してくれました。

すると、

娘が話しかけても、一切応じない!これはもう、コントの世界ですね。

レジの方は、スタッフの人が2~3人来て、どうするかと、てんやわんやでした。

そうですよね。会計はもうしてあるので、もう一度入力をすべてキャンセルして、

あの大量のお土産をもう一度、レジに通し直すしかないですよね。

私「何で理解できないの?みんな待ってるでしょ。ねぇ、彼女なんで理解しないの?」

スタッフさんがワタワタしている間、おばちゃんと娘さんに、交互に言いました。

娘さん、首を振って「よくわかんない~」みたいな反応です。

そして、おばちゃん、隣で私にグチグチ、グチグチ言われて、さすがに頭に来たのか

「ワァッツ・ミーーーン?」と静かな声で言ってきました。

相変わらず身体は動かさず、目だけ一瞬こちらを見て、静かに唇を震わせながらセリフをはきます。

「ワァッツ・ミーーーン?」の意味がよくわかりませんが、「何なのよ、アンタ?」みたいな感じでしょうか。

少し遠くで、他人事のようにボーっとしてる、旦那さんらしき人に

私「ねぇ、この人なんで動かないの?なんなの?なんで?」と聞いたら、

おっちゃん「ソーリー、ソーリー。」

謝ってきました。おっちゃん、意外といいやつ!

中国人旅行客って、みんなおばちゃんみたいな人ばっかりじゃないんですよ。

私は、独身の頃、中国人旅行客だらけのアヌサワリー(戦勝記念等駅)に住んでいたからわかるんです。

たしかに声が大きいし、マナーが悪いときもありますが、

「私が先ですよ。」「ぶつからないように気を付けてください。」「ゴミはあそこに捨てるんですよ。」

はっきり伝えると、意外と素直に聞いてくれます。

おばちゃんの娘さんとおっちゃんも、素直で、悪い人じゃないですよね。

とにかく、あまり周りに気を配らない感じですね。それで、けっこう気さくでフレンドリーなんで、

「はははっ、気付かなかったよ。ソーリー、ソーリー。」みたいな反応が多いです。

今回、ブログの題名を「中国人旅行客」としなかったのは、そのためです。

おばちゃんがちょっと、特殊なんですね。

そして、結局、大量のお土産をもう一度、レジに打ち直すことになりました。

レジの可哀そうなお姉さんは、paid のシールを一生懸命、跡が残らないよう剥がそうとしています。

よかったね!おばちゃん。あんたの要望が通じたね。メンツも保てたね。

身を固めて動かない、四千年の技だか何だかしらないけれど、思い通りになったじゃん。おめでとう。

私は急いでいるわけではなかったので、待つのは問題ありません。

ですが、この日は、久々に怒り心頭でした。

レジを待つ間に、イライラしながら、いろんなことを考えましたね。

『本当に、イライラするな~。あの人、みんなに迷惑かけて何なんだろう。

こんなに無駄にイライラするのもったいないから、ネタにするしかないな~。

ブログに書いて浄化しよう。すると、、写真が要るな、、どうしよう。

今、おばちゃんの写真撮る?まさか。そんな事したら、ヤバいでしょ。

怒って、こ~んなことになったら大変だし。

まぁ、でもおばちゃんも一応女子だから、キレたら

こ~んなことになっちゃうかもしれないな。(最近、夜寝る前にBreaking Downをよく見てるんです )

犯罪してるわけじゃないし、写真はやめておこう。イラストでも描くか。』

そして、無事に無傷で家に帰りました。

他人に、注意するときは毅然として!

でも、あまりしつこくしたり、煽ったりするのはダメですね。

余計なトラブルに巻き込まれないように、リスク管理までしっかり行いましょう。