タイでは珍しいミャンマー料理の店『Kalyana Restaurant』【バンコク、ラチャプラロップ通り】

2024年4月17日

前回、ラチャプラロップ通りのソイを散策した話を書きました。

(散策した話はこちらから→ インド人とミャンマー人が多く住む不思議なソイ【ラチャプラロップ・ソイ8】

そして、今回はメインで予定していた、ラチャプラロップ通りのミャンマー・レストランに行った話です。

散歩が終わった後、お昼ごろでしょうか。

ついに、ずっと気になっていたミャンマー料理のお店に入りました。

店前に木彫りの立派な人形があるからでしょうか?

この通りをバスで通ると、かならず気になって見ていたお店で、夜はけっこう混んでいるんです。

そして、バンドの生演奏している様子が見えていたんです。

ラチャプラロップ通りにあるミャンマー料理の店

店名は『Kalyana Restaurant』です。カリヤナ・レストランと呼ぶんでしょうか?

お昼の11時~夜の11時まで営業しているようで、朝8時~10時45分の間は、朝食にも利用できるようです。

外観の印象から、けっこう高級なお店かなと思ったんですが、

店内に入ったら、意外とカジュアルな感じでした。気軽に行ける印象です。

ラチャプラロップ通りのミャンマー料理店の店内の様子

タイっぽいインテリアとか、ベトナムっぽい感じとか言われると、すっとイメージできるんですが、

ミャンマーというと、特にこれ!といった印象がありません。

木彫りのものが多かったので、これがミャンマーっぽい感じなんでしょうか。

木でできた飾り棚が印象的なミャンマー料理の店。ミャンマー人の店員さんは民族衣装を着ている

店員のお姉さんの青い衣装がすてきです。

インテリアはよくわかりませんが、ミャンマーと聞いてすぐ頭に浮かぶのが、

男性でもはいている、スカートのような衣装と、

顔の両側や真ん中に、まるで白い絵具で施したような模様をつけるメイクです。

店員さん達はメイクはしていませんでしが、男性も女性も民族衣装を着ていました。

店員さんは、みんなミャンマー人でしたね。

ミャンマー人と聞くと、私もいくつか思い出すことがあります。

昔、住まいのアパートの近くの屋台で焼き鳥を焼いていたおじさんが、この白いメイクをいつもしていて、

まわりのタイ人は、あの人は普通にタイ語をしゃべるけど、ミャンマー人なんだろうねと話していました。

また、私のタイ人夫の友達は、ミャンマーから出稼ぎに来ている女の人と結婚して、最近男の子が生まれました。

インスタに映える写真を載せることに尽力している、キャピキャピした若いタイ人の彼女がいたはずなんですが、

いつの間にか別れて、見るからに頑張り屋さんな感じで、見た目も地味なミャンマー人の方と結婚していて、

結婚相手には、ちゃんと家庭的な人を選んでいるんだなとびっくりした記憶があります。

また、日本料理店などでもミャンマー人を雇っているところも多く、

料理店で働く人から、ミャンマー人、とても真面目で勤勉で優秀だと聞いたことがあります。

でも、ミャンマー人の直接の知り合いはいません。

話をもとに戻すと、とりあえず、お得なセットメニューがあるので、

それを注文してみることにしました。

ミャンマー料理店で、とりあえずお得なセットメニューを注文する

メニュー表を見ても、正直どれもわかりませんでした。

ただ、タイのスープ(ゲーン แกง)、ラープ ลาบ のようなハーブの入ったサラダ、

パッタイ ผัดไทย 、クイティアオ ก๋วยเตี๋ยว のような、ライスヌードルを使った麺料理など

基本はタイ料理に似ているものが多かったです。メニューの種類もとても多いんです。

ミャンマー料理店で注文したセットメニュー

じゃ~ん!やってきました。けっこう、豪華ですね。

順番に食べていったのですが、

一番左下にあるのが、豚肉の炒めもののようなもの。その上が、あまり味のしない佃煮のようなもの、

真ん中の左側は、芋の揚げ物でした。

真ん中右側はひき肉が入った麺料理で、中国料理の麺料理とすごく似ている味でした。

右上はミャンマー版マッシュド・ポテトのようなもので、味があまりしなかったです。

右下が酸っぱ辛い、タイ料理のトムヤムに似た味のスープでした。

一緒に行った知人が注文した、もうひとつのセットメニューです。

ミャンマー料理店で注文した、もうひとつのセットメニュー

交換して、いろいろ食べ比べてみたんですが、これといってパッと印象に残るようなものがなかったです。

ミャンマー料理といえば、油っこい、そして味付けが薄いみたいに聞いたことがあるんですが、

全くその通りでした。

そして、このセットメニュー、最初、お茶とジュースが出てきて、

途中で、黒糖のシロップのようなものにココナッツが入ったデザートのジュースまでついてきました。

ミャンマー料理で出てきた温かいお茶
ミャンマー料理店で出てきたジュースと甘いデザートの飲み物
デザートのドリンクにはココナッツと白玉のようなものが入っている

これらのドリンク&デザートもセットメニューに含まれるようです。豪華ですね。

ただ、正直、セットメニューは、どれもぱっとせず、イマイチでした。

お昼どき、店内はまぁまぁ混んでいて、お客さんは、やはりミャンマー人らしき人が多いです。

ミャンマー人だけの若いグループもいれば、欧米人とミャンマー人の奥さんと子ども、

タイ人ファミリーだけど、ミャンマー人のお嫁さんが混じっているのかなといった団体とかいろいろでした。

また、この周辺は、インド料理店、インド人向けの店も多いエリアですが、

インド人もけっこう普通に来店していたのが驚きでした。

みんな、何を食べてるのかな、とちらちら見ていたんですが、

けっこうな割合で、揚げ物の盛り合わせのような大皿の料理と、

焼うどんのようなものを注文して、みんなでシェアして食べていました。

あとで、写真に撮ったメニュー表をチェックしたんですが、おそらくこれですね。

ミャンマー料理店のおすすめメニュー

シグネチャーメニューの揚げ物の盛り合わせと、炒めたライスヌードル。

こっちを頼んで、シェアすればよかったですね!

セットメニューよりも、美味しそうでした。

そして、お会計のときに、いつも気になっていた生バンド演奏について店員さんに聞いてみました。

生バンド演奏は、土曜と日曜限定で、夕方ごろから演奏が始まるそうで、

ミャンマーソングを歌ってくれるそうです。

料理もいいですが、音楽好きな方は、こっちが気になるんじゃないでしょうか。

お酒を飲みながら、シグネチャーメニューをつまみながら、ミャンマーソングに耳を傾ける。

これですね!このお店が気になる方は、ぜひこのコースで来店するのをおすすめします。

最後に、お店の情報を載せて終わりにしたいと思います。

ミャンマー料理店『 Kalyana Restaurant 』
場所:ラチャプラロップ通り沿い。バイヨークの近く
営業時間:朝食8:00~10:45、昼&夜11:00~23:00
生バンド演奏:土曜と日曜の夕方ごろからスタート
※ 夕方はけっこう混んでいるので、生演奏確実に聞きたいという方は、
電話:094-809-8885 にて、確認と予約をおすすめします。
フェイスブック:https://www.facebook.com/KalyanaRestaurant/