タイムスリップしたようなタイのお母さんの家【タイのノンタブリーに行きました】
娘のタイの学校の春休みに、ノンタブリーに住むタイのお義母さんの家に泊まりにいきました。
ノンタブリーに着くまでの道中はこちら→ タイの埼玉県、ノンタブリーに行きました
お義母さんの家はパークレット郡にある住宅街(ムーバーン)にありますが、
昔からある住宅街のようで、最近よく見る、同じような家が並ぶ新興のムーバーンとは違います。
それぞれの家が違う形と違う色で、お義母さんの家も平屋でとても小さい家です。
まるで、ひと昔前のタイにタイムスリップしたような雰囲気なのですが、
3年前に亡くなったお義父さんと、今はひとり暮らしのお義母さんは、物をとても大事に使う人で、
家にある電化製品も、けっこう昔から使っているんだろうなという印象です。
それがまた、レトロな雰囲気を出しているんです。
冷蔵庫はナショナルでしょうか、
電子レンジ
扇風機は、TOSHIBA製で、首がもう回りません。
家具も、壊れてもガムテープなどでつないで、今でも使っていたり、
お風呂やキッチンで使うマットは、いらなくなったズボンをほどいて、床に敷いています。
レトロな籐の椅子
↓こちらは、くつろぐときに座る椅子です。
クッションもいらなくなった服の布をかぶせています。
写真を見るとわかると思いますが、物は古いですが、床などはピカピカです。
お義母さんはとてもきれい好きなのです。
お金がないというわけではなく、なるべく無駄な物は買いたくないという人なのです。
タイ人で、余計な物は買わずに質素に暮らす人ってなかなか見たことがありません。
羽振りがいいとみんなを誘って食事に行ったり、
男女ともにお洒落だし、流行りにも敏感で、セールなんかでもバンバン買いますね。
そんな私も、買い物が大好きで、「ちょっとコップを置くコースターがほしいなぁ」
とか、なにか理由をみつけては、すぐ買ってしまいます。
たまに、物欲がない人なんかに会うと、尊敬しかないのですが、
お義父さんとお義母さんの暮らしは、どこか仙人のようで、もしくは、
こういう暮らしをしている人をミニマリストと呼ぶのではないでしょうか。
買い物大好きな私は、一方で、質素な暮らしにも憧れます。
お義父さんとお義母さんの暮らしを真似してみたことがありました。
食器洗いのスポンジを限界まで使うとか、お風呂のマットをいらなくなったタオルで代用とか。
すぐ、挫折しました。
だって、スポンジはトップスの10バーツくらいのを使っているので、マメに変えた方が泡立ちがいいし、
お風呂マットも、コロナのために高級なものが半額になったもの(それでもまあまあの値段)
をサイアム・パラゴン買ってしまいました。やはり、いいものは見た目も使用感も最高!
私は仙人にもなれないし、ミニマリストにもなれないようです。
俗世で物欲にまみれて、世の中の活性化に少しでも貢献できる人生を送ることにしました。
最後に、お義母さんの家の癒される庭をどうぞご覧ください。
お義父さんは、ガーデニングが趣味でした。
お義母さんが引き継いで、今でも庭をきれいにしています。
庭にあるベンチ
癒されました!
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