絶品!タイのお母さんのアイスコーヒー【タイのノンタブリーに行きました】
娘のタイの学校の春休みに、ノンタブリーのお義母さんの家に泊まりにきています。
ノンタブリーまでの道中はこちら→ タイの埼玉県、ノンタブリーに行きました
お義母さんのレトロな家の様子はこちら→ タイムスリップしたようなタイのお母さんの家
お義母さんの家に遊びに行く度に、楽しみにしていることがあります。
それは、お義母さんの作る、絶品!アイスコーヒーを飲むことです。
とっても美味しそうじゃないですか。
お義母さんの家では、何もすることがないので、午後のひとときに
このアイスコーヒーを飲んで、身体を冷やしながら、ただダラダラします。
タイでアイスコーヒー、カフェ・イェン(กาแฟเย็น)を注文すると、
砂糖とかコンデスミルクが入った、甘~いものがやってきますが、
最近は、タイの屋台カフェでさえ、エスプレッソとかカプチーノとか、もっと小洒落た何とかマキアートとか
いろいろ種類豊富なので、日本人はそんなにタイのアイスコーヒーを飲まないかもしれません。
「カフェ・イェン(กาแฟเย็น)」を注文するときに、「甘さをかなり控えめにして」と伝えると
コクのある、甘いアイスコーヒーが来て、私はこのタイスタイルのコーヒーが好きなんです。
コンデスミルクは、タイのスーパーやコンビニにも普通に売っていますね。
お義母さんの作るアイスコーヒーは、市販のインスタントコーヒーに、砂糖、先ほどのコンデスミルク
を混ぜて作りますが、さらに、ovaltine オバルチンを入れるんです。
ovaltine オバルチン は、タイに来てから知ったんですが、ミロみたいなもので、
ココアをもっとまろやかにしたような味で、タイ人はOvaltineのタイ語表記 โอวัลติน をそのまま
読んで、「オーワンティン」とか「オーティン」とか言っています。
粉末の粉だけでなく、紙パックでも売られているし、カフェのドリンクメニューにも普通にあったりします。
このOvaltineとインスタントコーヒーの相性がとってもいいんですね。
お子ちゃまの味の甘さとコーヒーの苦みがいい感じでマッチします。
作ってるところを見せてもらって、家で真似したんですが、全然おいしくなかったです。
自分で作って再現できない理由として、コンデスミルクとか砂糖を入れるときに、
躊躇して控え目に入れてしまうんです。
甘さ控えめといっても、タイ人はけっこうがっつり入れてます。
いざ、自分でやろうとすると「こんな砂糖入れて大丈夫?」とできなくなっちゃうんです。
もうひとつは、お義母さんのアイスコーヒーは氷が違うんです。
前回の記事でも書きましたが、余計な物を買わないお義母さんの家には製氷機もありません。
あまってるボウルに水を入れて、それをそのまま冷凍庫で固めるんです。
その氷の塊をビニール袋に入れて、ソムタムの棒でバンバンたたいて、粉々にするんです。
この氷が妙にまろやかなんですよね~。
大小大きさが違って、小さい氷がシャーベットみたいでいい感じなんです。
これも家で真似したら、キッチンが壊れそうになりました。
お義母さんは土間のある家だから、おもいっきりバンバン叩けるんですよね。
と、ここまで熱く語ってしまったので、
この特製アイスコーヒーのレシピを紹介して、終わりにしたいと思います。
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『ノンタブリーのお母さんのアイスコーヒー』1人前
① マグカップにインスタントコーヒー小さじ1~2杯、Ovaltineは小袋1袋、もしくは大さじ3~4杯、さらにコンデスミルク、砂糖も入れる。分量はすべてお好みで。コンデスミルクはカップ底0.5mm~1㎝くらいの厚さになるくらい、思いっきり入れるのがコツです。Ovaltineも味が薄いので、コーヒーに対してけっこうな量を入れます。
② 隠し味に、塩をほんの少し指でつまんで入れます。
③ マグカップにお湯を注ぎますが、半分くらいの量でOKです。(カップいっぱいにお湯を注ぐと薄味になってしまいます)
④ スプーンでチャカチャカ一生懸命混ぜます。街中のカフェでタイ人が一生懸命やってる、あの動作です。ここでなるべくチャカチャカすることで、コーヒーが冷めるんです。
⑤ 街中で見かけるプラスチックのアイスコーヒーカップに山盛り氷を入れます。コーヒーの温かさで氷が溶けるので、本当に山盛り入れるのがポイントです。
⑥ ⑤の氷がはいった容器に、④のチャカチャカ混ぜた原液を注ぎます。温かいコーヒーが冷たくなるように、まんべんなく混ぜます。
⑦ 出来上がり!
ぜひ、お試しください!
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